
FIRST VIEW
ご来院時の様子
4日前、出張先の道中で突然右足の踵からジワジワと痛みを感じ、その時は疲労のためだろうと気にしなかったそうですが、翌朝目覚めると足がつけないくらいの強い痛みと、ふくらはぎの強いこわばり感があり、歩くのもままならない状態になってしまったそうです。
痛み止めの飲み薬を飲んで痛みを和らげ、何とか帰宅したそうです。
ANALYSE
分析
まずは踵やふくらはぎに炎症や腫れ、骨折や脱臼などの状態がないか確認していきました。特別、そのような問題の可能性は見受けられませんでしたが、患部を触診していく中で、踵の足の裏面に特に一部強い痛みを感じる部分があることが分りました。
これは踵の前結節という部分で土踏まずと踵の際目に位置します。
CHIROPRACTIC VIEW
カイロプラクティック評価
前結節部分には骨棘といって、頻回な負担がかかり過ぎると、骨が変形して骨棘が形成されます。骨の縁がギザギザになっているようなイメージです。
早急にレントゲンでの確認が必要と判断し、整形外科を受診していただきました。
PROGRESS
経過
後日、ご連絡をいただき、やはり踵骨前結節に骨棘が形成されていたそうです。
医師の処方では、シップ剤と痛み止めのお薬だけでしたので、ご本人と相談して、私の施術を定期的に受診していただきました。
足の骨バランス、筋バランスを整えながら、股関節と骨盤の調整をしてきました。
週に1回2ヶ月間の施術で、現在では痛みが出現することなく過ごせているようです。