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バレーボールで痛めた肩

肩こり 肩のお悩み

FIRST VIEW

ご来院時の様子

中学生の時から大学生までバレーボールで青春を過ごしたという長身の男性で、最近会社の同僚と久しぶりにバレーボールに挑戦したところ、プレー後に右肩に経験したことのない痛みと違和感のようなものが現れたそうです。

痛みは特に、右肩の上面から前側にあり、腕を上げたり外に回したりすると出現します。普段のデスクワークの仕事には支障ありませんが、お子さんと遊んでいるときや、ふとした動作で鋭い痛みが出現するとのことでした。

INSPECTION

検査

通常の立位姿勢において右肩が左肩に比べて上方に持ち上がっている様子が観察され、肩関節の可動域を評価したところ、前に上げる動き、腕を外に広げる動き、腕を外側に回す動きで痛みの出現が確認され、触診においては肩関節の前側にある三角筋前部繊維と、棘下筋、さらに鎖骨と肩甲骨の接合部にあたる肩鎖関節の上面に明確な痛みが存在しました。

腕を外に上げる動きを外転といいますが、腕が水平よりもやや上に上がる位置、およそ120°外転付近で最も鋭い痛みが肩に走ることが分かりました。

CHIROPRACTIC CARE

カイロプラクティック施術

  • 肩鎖関節の動きをスムーズにするために鎖骨の位置を調整する
  • 肩甲上腕リズムを改善するために肩甲骨の動きを滑らかにする
  • 肩の動きに大きな制約を生じてくる背中の丸まりを改善する

これらのポイントをお伝えし、施術を実施しました。

CHIROPRACTIC VIEW

カイロプラクティック評価

腕が外側に持ち上がっていく外転という動きは、腕と肩甲骨の動きが連動しています。これを「肩甲上腕リズム」といい、例えば腕30°外転すると肩甲骨はおよそ15°動きます。この2:1の関係がおおよそ保たれていないと、腕の外転に支障がでてきます。

さらに、腕が水平以上に持ち上がる動きでは、肩鎖関節という部分が協力してきます。つまり、この患者さんのケースでは肩関節の肩甲上腕リズムと、肩鎖関節の働きに問題が生じている可能性がありました。

PROGRESS

経過

初回の施術後には施術前の痛みと違和感の約8割は改善され、肩関節の可動域や肩鎖関節の動き、肩甲骨の動きも改善しました。自宅でのケアの仕方をお伝えし、初回から3回の施術でバレーボールにまた復帰できました。

青春時代に負けないくらい、思いきり楽しんでください。

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