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左腕の痛みと左背中の痛み

背中の痛み 背中・胸のお悩み
背中の痛み

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ご来院時の様子

数日前から激しい左腕の痛みと背中の締め付けるような痛みが起こり、この痛みに耐え続けている状態で、寝るにも痛みが強くて寝付けない日々が続いているとのことでした。痛みに関して思い当たる原因はなく、自分の身体に何が起きているのか、強い不安もあるとのことでした。何とか仕事はできているそうですが、生活上かなりの負担になっている状況でもあり、早期に原因を究明する必要がありました。

このケースのポイント

考えられる原因は、心臓や肺などの内臓疾患からの痛みの可能性、頚椎椎間板ヘルニア、筋肉のトリガーポイントなどが挙げられます。

強い痛みには必ず固有の原因が存在すると言っても過言ではないと思いますが、この原因を正確に特定できない限りは、正確な治療法はみつかりません。

まずは理学徒手検査で身体の健康状態をモニタリングし、神経学テスト・整形学テストで神経圧迫などが無いかを確認していきます。加えて、それぞれの考えられる状態に該当する際の症状が出ていないないかを確認します。

例えば、心臓であれば動悸や息切れはないか、肺であれば呼吸が苦しくないか、せきが出ないかといったポイントです。

頚椎椎間板ヘルニアでは、頚の動きはどうか、手の痺れはないか、手に力は入るか、物を落としたりしないかといったポイントです。

PROGRESS

経過

この患者さんのケースでは、心臓を含む循環器疾患を疑うべき兆候が多数確認された為、病院にて精密検査を受診していただきました。 その兆候とは、

  1. 階段の上り下りなど軽度な運動後の動悸・息切れ
  2. 易疲労(疲れやすい)
  3. 夜間痛(強い痛みの為に就寝中に目が覚める)
  4. 微熱
  5. 手の異常な冷え感
  6. 心当たりのない体重減少

上記の随伴症状に加え、心臓疾患では左腕の痺れや痛み、それに加えて左の背中に痛みが出現することが医学的に知られています。

精密検査の結果、心臓を含む循環器系に問題はなく、現在では慢性的体調不良や身体の歪みを改善しながら、左腕と背中の痛みが改善できるよう、カイロプラクティックケアを継続しています。

経過は良好で、症状の軽減とともに元気を取り戻しつつあるようです。

カイロプラクターには、すべての患者さん、症状、メカニズムを理解し、最善の処置を行う責任があります。その責任を果たすため、他の医療機関への紹介を行うことも少なくありません。

ご自身がお持ちの症状に、不安の無い人はいません。

痛みや痺れなどの症状は、それだけでも不安な気持ちを生じさせるものです。

お困りの際は、信頼するカイロプラクターにご相談ください。

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