
FIRST VIEW
ご来院時の様子
左の股関節を痛めてから20年の月日がたちました。
70代の女性が長年の股関節痛の改善を望まれて来院されました。
左の股関節を何らかの原因で20年前に痛めてから、痛むときはシップを張ったり、マッサージに行ったりして何とか誤魔化してきましたが、このところ動かすことが困難な状況になってきて、このままでは歩けなくなるのではないかと心配されているようでした。
CHIROPRACTIC VIEW
カイロプラクティック評価
可動域、関節運動評価において、変形性股関節症の可能性と、筋萎縮、つまり筋力の衰えが著しく出現していることが分りました。
このような変形症状では、短期間に改善を目指すことが困難な場合が多く、ご自宅でできる簡単で安全な体操やエクササイズを試して頂きながら、定期的な施術が必要であることをご説明いたしました。
施術はあくまでゆっくり、浅く、短い時間で行ないます。状態が悪い時ほど、それが大切だと考えます。
「施術は薄味でコトコトゆっくりですよ。」とご説明すると、「薄味が好みです。」とおっしゃった患者さんの笑顔が印象的でした。
MANAGEMENT
マネジメント
これまで5回の施術を週に1度のペースで行い、2日に1回の体操を続けていただきました。
PROGRESS
経過
現在では、歩行時の痛みが消失し、正座もできるようになったとのことです。次の目標は、趣味のテニスを再開することだそうです。