FIRST VIEW
ご来院時の様子
半年程前に道端で転倒してしまい、その際道路にしりもちをついて尾骨を強打したそうです。
それ以前から尾骨が右に曲がっているような感覚と、硬い椅子などに座っていると、その右側の尾骨が当って痛くなることがあったといいます。
以前から気になっていた場所を打ってしまい、酷くなっているだろうと思いつつ、忙しく毎日を過ごしていたら半年が経ってしまい、気づいたら電車の座席に座るだけで痛い状況になり、仕事の休日を利用して当院に来院。
ANALYSE
分析
尾骨の先端が右側方に変位しており、後側に出てきているように触診された。
尾骨の右側周囲の小さな筋肉に圧痛があり、腰椎は過剰前弯を形成していた。
さらに左足首が内反状態にあり、外反制限が認められた。
CHIROPRACTIC CARE
カイロプラクティック施術
尾骨を道路に打ちつけたという状況から、尾骨が前方に入り込んでしまうような状況が想定されたが、特に右側が後側に出っ張っている様子で、さらに右側に傾いていた。
くわえて、腰椎前弯が増加していると、骨盤の前傾が強まり、坐位姿勢では尾骨が床面に接触しやすくなるため、腰椎部の機能障害をアジャストメントで取り除き、同時に尾骨をアジャストし、位置関係を修正。
PROGRESS
経過
初診時から尾骨の位置が変わったような感覚があると報告を受け、計4回の治療で全寛。
尾骨自体の治療と、その重心バランスを整えることが最大のポイントと考えられた。