FIRST VIEW
ご来院時の様子
先月初産を経験し、元気な男の子をご出産されました。
産後間もなく、恥骨(骨盤の前側、鼠径部の内側)に強烈な痛みを感じるようになりました。まともに一人で動けずに生まれた赤ちゃんを抱っこすることも困難な状況だったそうです。
中でも恥骨の痛みの為に自力で起き上がることができず、もっとも辛い動作だったそうです。今では起き上がることは可能ですが、やはり恥骨に強い痛みが生じます。
足の痺れや体調の変化などは無いそうです。
ANALYSE
分析
分析の結果、左右の恥骨を結合している恥骨の軟骨から強い痛みが生じている可能性が高いと分りました。
この場合、多くは分娩中の開脚した姿勢での力みが炎症の原因と考えられます。妊婦さんによっては、この分娩の力みによって、骨盤の関節:仙腸関節を痛めたり、股関節を痛めてします場合もあります。
CHIROPRACTIC CARE
カイロプラクティック施術
恥骨軟骨の炎症が示唆された場合、骨盤と股関節の調整が大切です。場合によっては膝や足首まで施術部位を展開することもあります。
PROGRESS
経過
初診から1週間後に再診させていただきましたが、施術から2日程で痛みは消え、日常動作でも気にすることは無くなったとのことでした。
これから大変な育児生活となりますので、日常の身体管理に月に1度メンテナンスで通院していただいています。