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コルセットが腰痛の原因になることもある

腰痛 腰・腹部のお悩み

FIRST VIEW

ご来院時の様子

かれこれ20年以上になる腰痛は、「持病なんです」とかなりの古株の様子。

仕事でも重いものを運んだり、長時間立ちっぱなしになることも多く、 腰を根本的にm治すことは難しいと思っているとのこと。

毎日仕事の時は腰にコルセット(骨盤ベルト)を巻いていないと不安だそうです。

ANALYSE

分析

左の腰の筋肉に、明らかに膨隆した筋肉の緊張箇所がありました。

これでは痛くて当然という状態です。 この筋肉の状態では、どれだけ全体の骨格バランスは歪んでいるだろうかと全身を分析しました。

CHIROPRACTIC VIEW

カイロプラクティック評価

ここで大きな発見がありました。ここまでの慢性腰痛なのに、左右の仙腸関節(骨盤の関節)に歪みがなく、バランスよく維持されていたのです。

しかし、私はこれに違和感を感じました。なにかチグハグというか、不自然というか。 左腰の筋緊張に対して、骨盤がなぜここまで良い状態を維持できているのか。

つまりコルセットで骨盤を固定することで、逆に腰の左側の筋肉に多大なる負担を強いていたのではないかと推測したのです。

患者さんに確認したところ、骨盤ベルトはいつもかなり強く締め付けるように、さらに毎日着用しているとのことでした。

PROGRESS

経過

この患者さんは腰痛を恐がるあまり、骨盤ベルトを常用して、さらにお腹が呼吸できない位に強く締め付けていたことが原因で、逆に腰に負担をかけていたのです。カイロプラクティックの施術を行い、負担のかかっていた腰椎を中心に改善させ、骨盤ベルトの使用を極力控えるようにして、仕事の時に締め付けない程度に軽く巻くことを約束して、経過観察しました。

初回から3回の施術を重ね、1ヶ月が経過しましたが、諦めていた腰痛とは上手にサヨナラできたようです。

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