FIRST VIEW
ご来院時の様子
2週間前にお子さんとキャンプにいき、川辺で転倒してしまい、左のお尻を強打してしまったそうです。
1週間はお尻が打撲の痛みで筋肉痛のようになっていたそうですが、 その後からビリビリと痺れるようになり、心配になって病院でレントゲンを撮ってもらったところ、特に問題はないから、もうそろそろ治るでしょうと言われたそうです。
それ以降、ビリビリ感はむしろ強まる傾向にあり、何か問題があるはずだとご来院されました。
ANALYSE
分析
足腰の神経障害に関する検査を一通り実施しましたが、特に問題は見当たりませんでした。
続いて、患部の筋肉、関節、靱帯などを細かく触診したところ、骨盤の仙腸関節という部分に強い痛みが存在し、左の骨盤を前方に押圧すると、お尻に痺れが出現することが分りました。
なお、左の骨盤(仙腸関節)は転んだ衝撃で、不安定になっている状況が確認できました。
これは言わば、骨と骨を繋ぎとめているネジが少しだけ緩くなっているような状態と表現できます。その代わりに、右側の股関節と膝に負担が強いられていたため、この右足に対して施術を行なったところ、左骨盤を前方に押圧してもお尻に痺れが出現しなくなりました。